携帯・スマートフォンの文字・画像・動画のデータ通信は、データを小さく分けて通信する「パケット通信」です。その為、データ通信の料金を「パケット料金」と言います。
携帯・スマホ料金は大きく分けると、通話料金とデータ通信料金とに分けて考えられます。
データ通信料金はメール、インターネットなどの通信にかかる料金です。なお、課金の方法はいかになっています。
通話料金 ・・・使う時間によって課金される
データ通信料金・・・送受信されたデータ量(パケット数)で課金、これが”パケット料金”
携帯・スマートフォンの通話料金は時間で課金されますが、メールやインターネットのデータ通信料金は、やり取りしたデータ量(パケット量)で課金されます。
通話は、相手との通話の時、一つの通信回線を占有する為、使っている時間の長さで料金がかかります。
しかし、メールやインターネットでの文字・画像・動画のデータ通信の場合は、データを小さく分割することで、一つの回線を複数の人が利用するので、通信時間ではなく、やり取りしたデータ量で料金が算出されます。
インターネットを使う場合、パケット通信料は高額な料金になるので、「パケット定額制」を利用するのが原則です。
なぜ、パケット定額制が必要なの?
スマホや携帯でインターネットを利用すると、文字以外に写真や音楽、動画もやり取りするので、多くのデータをやり取りします。
文字と比較して、およそ、写真は約1000倍、音楽は約5000倍、動画は約20000倍もあります。なお、オンラインゲームは音楽、動画をたくさん含んでいるので、かなりのデータをインターネットで通信します。
写真 1枚 = 約1MB
音楽 1曲 = 約5MB
動画 5分程度 = 約20MB
つまり、スマホや携帯でインターネットをしたら、多くのデータ、つまり多くのパケットを利用することになり、パケット定額制を利用していない場合、多額の料金が請求されます。
スマホ、携帯でインターネットを利用する場合、”パケット定額制”の契約は必須です。
といっても、一般的に携帯キャリア回線のパケット定額制では、1カ月当たりのデータ通信容量の上限が決まっていて、それを超えると、速度が低下するので、注意が必要です。