【クラウドとWebサービス】どちらもインターネットを活用したサービス

クラウドWebサービスも、インターネットを活用したサービスで、利用者はブラウザをとおしてサービスを活用するので、単純に、クラウド”=”Webサービス”と考えても良いと思います。

 

クラウド(cloud)”とは「雲」のことで、この「雲」はインターネットを意味しています。

 

インターネットは、パソコンの向こう側にあり、そして、見えない世界でコンピュータが動いているので、あたかも、空の”雲(cloud)”のようなイメージだということです。

 

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2008年当時の「Web2.0」は、今のWebサービスを予測していた

 

実は、2008年頃によく言われた言葉に「Web 2.0」があります。もう既に忘れ去られた言葉ですが、現在のインターネットの進化を予測した言葉として興味深いですね。

 

Web 2.0」の「Web」は「Webサービス」のことで、「Web 2.0」という語句は、「Webサービスの新しい活用法」に関する造語です。それまでのWebサービス、つまり「Web1.0」から進化したものとして「Web2.0」と呼ばれました。

当時の「Web 2.0」は簡単に言うと次のような内容であったと思います。まさに今の言葉の「クラウド」にピッタリですね。

 

「パソコンのソフトウェアが実現してきたことをインターネットの中で実現し、インターネットに参加している人達へのサービスをより充実させ、更には、個人の発信情報をインターネット上に集め、みんなで活用しあう」

 

Web 2.0」の提唱者であるティム・オライリーは論文「What Is Web 2.0」で、Web 2.0の7つの原則として次のように説明しています。

 

(1)Webがプラットフォーム

(2)一番重要なのは「データ」

(3)「ソフトウエア・リリース・ライフサイクル」の終焉

(4)ソフトウエアとビジネス・モデルの「軽量化」

(5)単一デバイス以外でのソフトウエア利用

(6)リッチ・ユーザー・インターフェース

(7)集合知Collective Intelligence)の利用

 

特に私たちに関係の深い(1)、(3)、(5)、(7)について説明します。これを考えると、Web 2.0の延長が「クラウド」ですね。

 

■(Webがプラットフォーム)様々なソフト機能がブラウザで利用可能に

ワープロやメールソフトなどのパソコンソフトが提供していた機能が、インターネットで提供されるようになり、ブラウザで利用することができる。

 

■(リリースサイクルの終焉)面倒なソフトウェア更新が不要

パソコンソフトはユーザー提供後、改良版が提供されますが、その改良版を個々のパソコンに入れることで、最新版を利用。この循環が「リリースサイクル」。Web2.0のソフトはブラウザ上で動いているので、このような面倒な操作が不要で、いつでも最新版が使え、個々のパソコンのソフトを入れなおす必要がない。

 

■(単一デバイス以外での利用)携帯でもインターネットサービスが利用可能

インターネットのサービスが、携帯電話などパソコン以外の機器の使用も意識し、サービスの可能性を広げること。Webに、パソコン以外の機器でも利用できるサービスを作ることで、Webの可能性をさらに広げること。

 

■(集合知の利用)多くの人の知恵(集合の知)を活用

多くの人たちから情報を集めることによって、有意義なデータや情報を得たり、何か新しいものを生み出すことができる環境が提供されること。

 

 

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