【サイバー攻撃】とは、インターネットを利用した攻撃

サイバー攻撃とは、インターネットを利用した特定の国家・企業・団体を狙った攻撃。

 

「サイバー攻撃」や「サイバーテロ」など、よく耳にする「サイバー(cyber)」。「cyber」は英語の形容詞で、「コンピューター・ネットワークの」「コンピューター・ネットワークを利用した」といった意味があります。

 

なお、「コンピューター・ネットワーク」と言えば、インターネットなので、「サイバー」とは「インターネットの」「インターネットを利用した」というようになります。

 

サイバー攻撃・・・インターネットを利用した攻撃

サイバーテロ・・・インターネットを利用したテロ

サイバー犯罪・・・インターネットを利用した犯罪

 

「サイバー」は「電脳」と訳されることもあります。

 

「サイバー攻撃」とは、コンピューターネットワークを利用して不正侵入し、データを盗む、もしくは改ざん/破壊する、といった行為。中でも大規模で影響が甚大で深刻なものや、政治的・社会的混乱を目的に行われるものは「サイバーテロ」と呼ばれます。

 

サイバー攻撃は、社会に混乱をもたらしたり、国家の安全保障を脅かしたりすることが目的。

 

「サイバー攻撃」は、インターネット経由で、パソコンなどのコンピュータに不正アクセスや不正メールを送信し、特定の国家、企業、団体にダメージを与えようします。

 

サイバー(cyber)とは、「電脳世界」「電脳空間」「ネットワーク世界」という意味であり、そこから、インターネットの出来事に「サイバー」と付ける事が多くなりました。

 

インターネットを利用した攻撃を、「サイバー攻撃」「サイバーテロ」「サイバー犯罪」などと呼びます。

 

[サイバー攻撃の対策の基本]

 

①セキュリティソフトを導入し、気づかない攻撃を検知・ブロック

セキュリティソフトの活用はやはり基本中の基本。セキュリティソフトを活用し、ウイルスパターンは常に最新版に更新しましょう。


②弱点(脆弱性)を悪用されないよう、ソフトを最新の状態に更新

ソフトやアプリに100%正しいものはありません。脆弱性(不具合)を修正する更新プログラムが提供されたら速やかに適用しましょう。

 

③怪しいメールの添付ファイルやリンクを安易に開かない

突然、リンクのクリックや添付ファイルを開くように要求するメールが届いたら要注意。また、個人情報を確認したり、アカウント情報の更新を求めるメールも危険です。

少しでも疑わしいと感じたら速やかにメールを削除するのが基本。

 

④パスワードは簡単にせず、同じパスワードを複数のサービスで使わない

パスワードは簡単にせず、8桁以上にする(英字の小文字・大文字、数字を混合)。

また、同じパスワードを複数のサービスで使っていると、盗まれたパスワードを使って悪用される危険性が高まります。

 

⑤被害を最小限に抑えるためのバックアップの習慣とデータの暗号化

万が一、ウイルスやトラブルがあっても大丈夫なように、大事なファイルをバックアップしましょう。更に、大事なデータは暗号化して、万が一の流出に備えましょう。