無線LAN(Wi-Fi)を使う場合、無線LAN環境をつくる、”無線LANルーター”が必要で、これを「親機(アクセスポイント)」と言います。親機(アクセスポイント)は、無線でのインターネット接続の窓口になります。
厳密には違いますが、以下のように考えて良いと思います。
親機(アクセスポイント)=無線LANルーター 《補足》
なお、無線LANでインターネットを利用する場合、パソコンやスマホを、この親機に接続して利用します。このときのパソコンやスマホなどのことを「子機」といいます。
子機=無線LANに接続するパソコンやスマホなど
パソコンなどの子機を接続する場合、親機(アクセスポイント)名を示すSSIDを入力して接続しますが、SSIDを選択するとき、通常パスワードの入力を求められます(入力不要の場合もあります)。
このパスワードは、通信内容を暗号化するために必要で、「暗号化キー」や「セキュリティキー」などと呼ばれることもあります。暗号化キーは、SSIDごとに異なります。
《補足》無線LANルーターと親機(アクセスポイント)は厳密には違う
厳密に言うと、無線LANルーターは、①親機(アクセスポイント)の機能に加え、②ルーター機能の両方を持った機器のことです。
①親機(アクセスポイント)機能
無線の電波を発している機器です。また、有線LANと無線LANを相互に変換できる、橋渡しのような機能も持ちます。
②ルーター機能
複数台のPC、スマホ、タブレットなどをインターネットに接続するための機能。