ネットの通信速度”Mbps、Gbps”とは データの単位”MB、GB”との違いは?

ネット通信の速さは”bps(ビーピーエス)”が基本単位で、その前にK、M、Gをつけて、

 

 “Kbps(キロ ビーピーエス)”、

 ”Mbps(メガ ビーピーエス)”、

 ”Gbps(ギガ ビーピーエス)”

 

で、ネットの通信速度を表現します。

 

 (注) ”bps(ビーピーエス)”は通信の速さの単位。bps は、bits per second の略で、1秒あたりに転送できるビット数。bのビットはコンピューターの最小単位。ちなみにデータサイズのBはバイトの意味で、1英文字を表現する大きさで”8×b”になります。

 

Kbps、Mbps、Gbpsにつれて通信速度が1,000倍に大きくなり、

“Kbps”の1,000倍が”Mbps”、Mbps”の1,000倍が”Gbps“

になります。

 

これと間違いやすいことばに、データの大きさの単位、KB(キロ バイト)、MB(メガ バイト)、GB(ギガ バイト)があります。

 

 “KB(キロ バイト)”、

 ”MB(メガ バイト)”、

 ”GB(ギガ バイト)”

 

 (注)”B(バイト)”はデータの大きさの単位

 

通信速度の「bps(メガ ビーピーエス)」は、”一秒間に伝えることができるビット数”を表す単位です。”b”は”ビット(数値の1又は0)”というコンピューターの最小単位です。

 

データの大きさの「B(バイト)」は、英文字の1文字を記録する単位で、B=8*b(ビット)になります。”B”はコンピューターに記憶される文字の最小単位です。

   
        B(バイト)は”b(ビット)の8倍の大きさ”

 

スマホで言うと、スマホの通信の速さは・・・・・Mbps、Gbps
        スマホで通信した通信量(データ量)は・・MB、GB

       
となり、スマホで*G使った!”と言うときは、これは、通信したデータ量を表しており、正確には”スマホで*GB使った”ということになります。

 

通信速度も、私がインターネットを始めた頃は、”** Kbps”でしたが、今は、”** Mbps”と1000倍になりました。技術の進歩はすごいですね。

 

なお、通信速度が速くなったからといって、使う通信量には変化がなさそうに思いますが、実際には、通信速度が速くなったぶん、より多くの情報をみることになり、実際には、通信速度が速くなるぶん、通信量(及び通信料)は増えると思います。

 

なお、通信速度が速くなった分だけ、インターネットが速く見れるとは限りません

  インターネットを見る速度は、”通信速度”に加え、

   ”利用しているプロバイダーの処理速度

   ”使っているパソコンの性能

  にも影響されます。

今の状況であれば、通信速度が20Mbpsあれば、動画も十分速く見れますね。

 

■ 通信の速さは、水道管の太さと同じです。

 

水道管が太ければ、たくさんの水を流せるように、通信速度が速ければ、多くのデータを速く伝送できます。例えば、データ通信速度が「10Mbps」と「100Mbps」との違いは、データの伝わる速さが10倍になるということです。

 

なお、通信速度の基本単位は「bps」です。

 bps = 1秒間に伝送されるビット数

なお英数字1文字は8ビット(1B)、日本語1文字は16ビット(2B)で送信

 

Mbps= 1秒間に100万(=10の6乗)ビットのデータを送れる単位

約12万文字の英文字を送信する速度

約6万文字の日本語を送信する速度

 

■ B(バイト)とb(ビット)の違い

 

データの大きさの基本単位はB(バイト)

 

”B(バイト)”という単位は、”英文字 1文字分”(半角)の大きさ。

 

通信の速さの基本単位はb(ビット)

 

通信は信号のオン/オフ(電圧の高/低など)によって情報を伝えることから、1(オン)または0(オフ)の最小単位をb(ビット)といいます。通信速度のbpsは、一秒間に送信できるビット数になります。

 

B(バイト)=8b(ビット) 1Bは8b(ビット)で表現されます。