SNSは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)の略称です。
SNSは、登録者同士が名前や趣味・仕事などのプロフィールを公開し、友人・知人や趣味が合う人で、情報交換する、「インターネット上の交流の場」です。
忙しい毎日の中で、新しい出会いの場がないという人々にとって、SNSがその貴重な出会いを生み出しているとも言われています。
代表的なSNSに「Facebook(フェイスブック)」があります(ほとんどの人が実名での登録)。「Twitter(ツィター)」も様々な情報交流が可能であることから、SNSと呼ばれることもあります。しかし、FacebookとTwitterには大きな違いがあります。
Facebookは “実名” で “特定の友達” とのコミュニケーション
Twitterは “匿名” で “不特定多数の人” に情報発信
なお、スマホで人気の「LINE(ライン)」も、「インターネット上の交流の場」なので、SNSの一つです。
SNSはインターネットで交流する上で、大変便利なものです。Facebook、Twitter、LINE、それをどう使うか、使わないかは、使ってみて自分なりに判断したら良いと思います。ちなみに、私は、以前はFacebookを使っていましたが、自分に合わず止めました。
私の周りにいるアジアの留学生(ネパール)を見ていると、家族や友人とFacebookで上手に情報交流をしているようです。
なお、Facebookでの友達への対応にヘトヘトになり、現実の人づきあいが悪くなったり、友達の結婚、出産、昇給など、おめでたい情報の嵐で劣等感が強くなる場合もあるようです
便利で楽しい道具であるSNSも使いよう。
依存して、生活に支障がでたり病気になったりしないよう、SNSと上手な距離感を保つことが大事です。
少々、極端な見方かもしれませんが、「SNSによる拡散の脅威はかつて流行った疫病と同じ」という記事がありました。SNS活用時に注意をしたいですね。
現代のSNSによる拡散の脅威はかつて流行った疫病と同じ。有害な思想感染から身を守るには?|BIGLOBEニュース
https://news.biglobe.ne.jp/trend/1203/kpa_171203_4106540600.html
『SNS上では、今日も正義と言う名分のもと集団暴力が行われている。群集心理とは恐ろしいもので、自分が狂気な言動を繰り返していることに気が付かない。
(中略)
果たしてその批判は誰の為のものなのか?自分の行いこそが、社会正義に反するものではないのか?自分を客観視し、思考を再構築する訓練を行うとよいだろう。
(中略)
自ら思考し、多方面から分析することでSNSの汚染に対する耐性を身につけられるかもしれない。末期患者にならぬよう、それに対する何らかの防衛を講じるべきだろう。』(上記のBIGLOBEニュースより)
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SNSを使う場合の注意点
~特に会社勤めの方は注意下さい
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なお、“新入社員に教えたいSNSの使い方”という以下の記事があり、SNSを使う際の注意点が、よくまとまっていたので、この記事のポイントを紹介します。
新社会人必読のITマナー「職場のPCでそれやっちゃダメ」
- 「SNS炎上で会社が大ダメージ」、避けるために新人に伝えるべきこと:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/033000112/033000001/
①SNSのプロフィール欄に、所属企業を記入していると「○○社の社員の発言」として判断されるので注意が必要。
②匿名で利用している場合も、勤務地が特定できるような書き込みをするのはNG。会社や上司のグチなどを気軽に書き込むのもNG。
③SNSは投稿時間が表示されるので、たとえ業務の空き時間だからといっても、就業時間内の投稿は控えるべき。業務怠慢と上司や同僚に誤解される場合がある。
④宴会などで同僚や上司と撮った写真を自分のSNSに投稿する際も注意。他人が写っている写真をアップロードには本人の許可が必要(プライバシーとしての”肖像権”の侵害になる)。
⑤Facebookで「友達のみ公開だから大丈夫だろう」と思って同僚や上司と一緒の写真を投稿すると、投稿者の友達(つまり、その同僚や上司のことを知らない人)にまで知られることになる。
⑥仕事内容について書き込むことも控える。社外に未発表の情報はもちろん、業務で知り得た情報を書き込むのは厳禁。社会人には守秘義務があります。
⑦重要なのは、「実名ではないから大丈夫」と思わないこと。過去のつぶやきなどから、勤務先や個人が比較的簡単に特定されることがある。
⑧上司から「友達申請」が来た場合は、「嫌です」と断ると角が立つので、代替案を提示する。例えば、「Facebookは内輪向けのことしか書いてないので、代わりにTwitterをフォローしてもらえませんか?」などと代替手段を提案する。
私が会社に勤めていた際、Facebookで失敗した経験があります。それは、他部門の偉い人からのFacebook友達申請をOKしたことです。やむを得ずOKをしましたが、その後のFacebook投稿に本当に困りました。
本来は、「Facebookは家族などの内輪だけのつながりなのでスイマセン」などと柔らかく断るべきでした。