使いやすい【暗号化フリーソフト】紹介と、便利な暗号化圧縮Zipの使い方

代表的な暗号化ソフトで、使いやすくお勧めのフリーソフトを紹介します。なお、安心して使える便利な暗号方式は「暗号化圧縮Zip」を使うことです。

 

「暗号化圧縮Zip」を使う場合、フリーソフトの「7-Zip」、「Explzh」を使うと、強力な「256AES 暗号化機能」で、簡単に暗号化が可能です。この二つのソフトについても、その特徴を紹介します。

 

なお、暗号化ソフトを使用するときには、ぜひ、以下のことを守って下さい。

 

[暗号化ソフトを使う時の注意事項]

 

原則1: 暗号化ソフトを使う前に、必ず暗号化・復号テストを行ってください

暗号化ソフトの性質上、使い方を間違えるとファイルが失われてしまうことが考えられます。予め不要なファイルを用いて暗号化と、復号のテストを実施、操作を把握下さい。

 

原則2: 暗号化するデータ形式はソフト専用のものではなく一般的な形式(例えば、暗号化圧縮Zip)を選択ください

暗号化に、特定のソフトしかサポートしない専用の暗号方式を利用すると、そのソフトが使用できなくなったとき、復号化できず、データが利用できなくなります。暗号化するデータ形式は、多くのソフトがサポートする一般的なデータ形式(例えば、暗号化圧縮形式Zip)を使ってください。そして暗号化ソフトも、そのデータ形式をサポートしたソフトを選んで下さい。

 

原則3: パスワードは見破られない複雑なパスワードにしてください

①見破られにくいパスワードを使う

パスワードを作るときに、辞書に載っている単語などを使うと、すぐに見破られてしまうので危険です。なお、パスワードは以下の方法で作ることが大事です。

②英字の小文字・大文字、数字を混合させ、12桁以上のパスワードを使う

*英字は、小文字だけでなく、小文字・大文字の両方を使うと効果的

 

原則4: 設定したパスワードを忘れないように注意ください

設定したパスワードを忘れてしまうとファイルを開くことができなくなりますので、パスワードはしっかり管理してください。

 

(注)暗号化圧縮Zipの問題点

 

①暗号化圧縮Zipではファイル名は暗号化されない

ZIPファイルの暗号化を行う際は、ファイル名に重要な情報が入らないように留意しておく必要があります。

 

②暗号化圧縮Zipの問題点 追加ファイルは暗号化されない!!

暗号化されたZipファイルに、後からファイルを追加すると、その追加ファイルは暗号化されずに格納されるので注意が必要です。

つまり、追加されたファイルは、パスワードを知らなくても、暗号化されたZipファイルから抽出・閲覧できてしまうので注意ください。

 

③暗号化圧縮ZIPにファイルを追加した場合の対処方法

ファイルを追加した場合は、暗号化されないので、いったん暗号化を解除して、再度、暗号化してください。この場合、ファイル圧縮・解凍ソフト「Explzh」(個人での非商用利用のみフリーソフト)を使うと便利です。

 

 

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暗号化圧縮Zip対応のフリーソフト「7-Zip」 (海外:日本語対応)

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このソフトは、強力な「256AES 暗号化機能」、自己解凍形式、ファイルの分割・結合、テストの実施、お気に入り機能などをサポートしています。また圧縮ファイルの中のファイルを閲覧したり、更新したり、そして、圧縮ファイル中のファイル追加・削除も簡単です。

 

 ダウンロード : 圧縮・解凍ソフト 7-Zip

 http://sevenzip.sourceforge.jp/

 

7-zipのダウンロードは、32ビット版と64ビット版が用意されているので、環境に合わせてダウンロードしましょう。スタートメニューの「プログラム」に「7-Zip File Manager」の項目が追加されますので、これを実行します。または、7zFM(7zFM.exe)をダブルクリックして起動します。

 

7-Zipは”2画面分割”で使うと操作が便利になります。

 

なお、USBでも使えるポータブルタイプの「7-Zip Portable」もあります。

 

 7-Zip Portable | PortableApps.com

 http://portableapps.com/apps/utilities/7-zip_portable

 

≪補足≫ 7-Zipで圧縮形式ZIPにパスワードを付ける方法

 http://sevenzip.sourceforge.jp/howto/zip-password.html

7-Zipでは2種類の暗号化方式が利用できますが、暗号強度の強い「(2)のAES-256」を選択ください。なお、ZIPファイルの暗号化ではファイル名は暗号化されないので、ZIPファイルの暗号化を行う際は、ファイル名に重要な情報が入らないように留意しておく必要があります。

 

なお、7-Zipでは、暗号化解除→(再度)暗号化の手順はできないので、次の「Explzh」という圧縮・解凍ソフトを使うと便利です。

 

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エクスプローラー風のフリー圧縮・解凍ソフト 「Explzh」

 

*個人での非商用利用のみフリー

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Explzh は 4GBを超える LHA,ZIP,CAB,7z,tar,tar+(gz/bz2/xz/lzma)形式書庫の圧縮解凍に標準で対応しています。エクスプローラー風の操作画面なので、とても使いやすいです。

 

強固な AES 暗号化 ZIP の暗号化・復号化にも対応しています。暗号化圧縮Zipの暗号を解除したり、再度、暗号化したりすることが簡単に実行でき、便利です。

 

また圧縮ファイルの中のファイルを閲覧したり、更新したり、そして、圧縮ファイル中のファイル追加・削除も簡単です。

 

「Explzh」エクスプローラー風の圧縮・解凍ソフト - 窓の杜

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/explzh/

(注)「Explzh」は、個人での非商用利用のみフリーで使えます。

 

暗号化圧縮Zipは、強力な「256AES 暗号化機能」にも対応しており、デフォルトのパスワードも設定できます(オプション→圧縮オプション→基本設定の“書庫形式別の設定”でZIP選択)。

 

なお、暗号化圧縮形式Zip以外に、独自の方法で暗号化でき、暗号化の強度も高く、昔から評判の良い2つのソフトを紹介します。

 

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暗号化で長年人気のあるソフト 「アタッシェケース」

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アタッシェケース#3 | HiBARA Software

https://hibara.org/software/attachecase/

 

「アタッシェケース」は10年以上も開発が続く人気ソフトです。最大の特長は、デザインと操作性がシンプルでありながら、解読が困難な256ビットのAES暗号を採用するなど、高度な機能が備わっている点です。

 

暗号化形式は以下の3つから選択でき、とても便利です。

 

           ①「アタッシェケース」専用の形式(.atc)

           ②実行ファイル形式(.exe)

           ③パスワードzip(.zip)

 

お勧めは、他の圧縮・解凍ソフトでも復号化できる 「③パスワードzip(.zip)」 形式です。

 

また、実行ファイル形式(.exe)で暗号化すると、クリックするだけで復号する自己復号型の暗号化ファイルが作れ、これも便利ですね。

 

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ファイル暗号化ツール 「ED」

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EDのダウンロード : Vector

http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se119287.html

 

ED(イーディー)は強力な暗号化アルゴリズムと、使い勝手が良いWindows用フリーウェアファイル暗号化ツールです。簡単な操作で、ファイルやフォルダーを暗号化することができます。

 

なお、USBメモリまたはUSB接続ポータブルHDDに保存して活用することもできます。EDは、鍵長最大256ビット暗号アルゴリズムをベースにした、解読不可能レベルの暗号化も可能である強力な暗号強度を保っています。

 

使い方は簡単で、暗号化する場合は、暗号化したいファイルやフォルダを選択後、それを「E」ボタン上にドロップし、パスワードを入力するだけです。

 

復号する場合は、ファイルやフォルダを選択した後、それを「D」ボタン上にドロップし、パスワードを入力します。

 

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