【情報流出(漏えい)】とは、インターネットに情報が漏れること

情報流出(漏えい)とは、インターネットに情報が漏れることで、インターネット=世界中に、個人情報含め、大事な情報が拡散するということです。

 

いったん、インターネットに流出した情報を取り戻すことは不可能です。また、世界中のコンピュータに拡散していくので、悪用される危険性は時間の経過と共に高まります。

 

個人情報の漏洩は、どんな個人・組織でも起こる可能性があり、今すぐに対策すべき課題です。

 

[情報流出(漏えい)を防ぐ対策]

 

(1) SNS・ブログ・Twitter動画共有サイトでは、個人情報(文字、写真、動画)を公開しない。公開するときは公開範囲に注意する。

 

(2) 銀行・ショッピングなどのホームページで個人情報入力時は、URLが“https://” で、ブラウザーのアドレスバーで、鍵マークと企業名を確認する。(通常はhttp://、安全なものは”https://“)

 

(3) パスワードは簡単にせず、12桁以上にする(英字の小文字・大文字、数字を混合)。

 

(4) 同じパスワードを複数のサービスで使わない。

 

(5) 定期的にパスワードを変更する(パスワードの悪用防止)。

 

(6) ファイル共有ソフトは利用しない。

WinnyやShare、BitTorrent、Perfect Darkといったファイル共有ソフトを利用していると、ウイルスに感染した場合、情報流出する危険があります。

 

(7) 公衆Wi-Fiでは、銀行・ショッピングなど個人情報を入力するサービスは利用しない。

 

(8) セキュリティ対策ソフトをパソコン、スマホタブレット共に使用し、ウイルスパターンを定期的に更新する。

 

(9) パソコンやスマホのソフト(アプリ)は常に最新版に更新する。

 

(10)重要なデータは暗号化する。

データが流出しても、データが悪用されないよう、データの暗号化が必要。なお、Officeのパスワード機能には”データの暗号化”も含まれているので安全です。Officeデータが流出したら問題になるような場合は、ぜひ、パスワードをかけ暗号化して下さい。