【不正アクセス】とは、コンピューターに不正侵入し情報を盗み出すこと

インターネットの攻撃者は、パソコンやスマホのソフトなどの弱点をねらって、ネットワークを通じて、不正に侵入しようとします、それが不正アクセスです。

 

もし、パソコンやスマホに弱点があれば、そこから不正アクセスが可能となり、重要な情報が流出したり(盗まれたり)、パソコンやスマホが使えなくなったりする危険が発生します。

 

よく使われる例:

 

①「Webサイトの脆弱性を悪用した不正アクセス被害が発生」

分かりやすく書くと・・・

→「Webサイトの不具合を悪用した、コンピュータへの不正侵入が発生」

 

②「情報漏洩や改ざんなどの原因となる不正アクセス

分かりやすく書くと・・・

→「情報がもれたり、ホームページを不正に書き換えたりする、

コンピュータへの不正侵入」

 

インターネットは世界中とつながっているため、不正アクセスは世界中のどこからでも行われる可能性があります。

 

最近は、官公庁や企業のサイトの不正アクセスが増え、その結果、サービスを利用していた人の個人情報(名前、パスワード、クレジット番号など)や重要なデータが盗まれ、業務やブランド・イメージなどに大きな影響を及ぼしています。

 

最近は、大企業のコンピューターでも不正アクセスされ、大規模な個人情報流出が多数発生しています。どんなサービスでも安心できません。そのため、以下のような自己防衛策が必要な時代になりました。

 

不正アクセスによる個人情報流出に関する自己防衛策

 

パスワードをいくら複雑にしても、不正アクセスでパスワードなどの個人情報が流出したら意味がありません。以下の対策が必要になります。

 

(1) パスワードを定期的に変更する。

個人情報流出でパスワードが流失し悪用される危険を防ぎます。

 

(2)口座やクレジットカードの明細を毎月チェックする。

どんなに注意しても、不正に利用されている場合があります。クレジット・カードなどの明細に不正な請求がないか確認することが必要です。

 

(3) セキュリティコードの入力が必要な”2段階認証”を活用する。

2段階認証を有効にすると、ログインに際し、パスワードに加えてセキュリティコードの入力が必要になり、安全になります。”2段階認証”、使い始めは本当にめんどうですが、個人情報流出の危険を考えると仕方がありません。

 

(4) 最後の砦(とりで)、データの暗号化。

100%安全なシステムはありません。いつなんどき、データが流出しても、データが悪用されないよう、データの暗号化が必要です。

 

データの暗号化には、「暗号化圧縮形式Zip」を活用し暗号化する方法が良いですね。一般的な圧縮形式であり、このデータ形式をサポートする様々なソフトがあるので、安心して使えます。

 

なお、Officeのパスワード機能には”データの暗号化”も含まれているので安全です。Officeデータが流出したら問題になるような場合は、ぜひ、パスワードをかけ暗号化して下さい。