IPアドレスの体系、IPv4、IPv6とは

現在、主流のIPアドレスは「IPv4(IPバージョン4)」と言われ、アドレスを32ビット(2進数の32桁)で管理しているため、”付けることができる番号は約43億”と限られています。

 

インターネットに接続するコンピューターが増える中、IPv4で使える番号が少なくなっており、新しく考えられているのが「IPv6(IPバージョン6)」です。これだと、ほぼ無限のコンピューター機器に番号が付けられます。

 

IPv4でのIPアドレスは”192.168.142.102”のように、0から255までの数字が.(ピリオド)で区切って4つ並べて表記します。

 

IPアドレス=aaa.bbb.ccc.ddd  :aaa、bbb、ccc、dddは0~255の数値です。

 

この「IPv4」は、アドレスを32ビット(2進数の32桁)で管理しているため、付けることができる番号、つまり ”管理できるコンピューターの最大数は約43億” になります。これ以上のコンピューターは、現在の「IPv4」では管理できません。

 

しかし、近年のインターネットの急速な普及により、インターネットにつながるコンピューターが増え、IPv4のIPアドレスでは管理できなくなることが予想され、128ビット(2進数の128桁)でアドレスを管理するIPv6が開発されました。

 

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主流のIPアドレスの仕組み IPv4(IPバージョン4)

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現在、主に使われているIPアドレスは「IPv4(IPバージョン4)」と言われ、アドレスを32ビット(2進数の32桁)で管理しているため、”付けることができる番号は約43億”と限られています。

 

IPv4でのIPアドレスは”192.168.142.102”のように、0から255までの数字が.(ピリオド)で区切って4つ並べて表記します。

 

  IPアドレス=aaa.bbb.ccc.ddd  :aaa、bbb、ccc、dddは0~255の数値です。

 

しかし、近年のインターネットの急速な普及により、インターネットにつながるコンピューターが増え、IPv4の仕組みのIPアドレスでは管理できなくなることが予想され、128ビット(2進数の128桁)でアドレスを管理するIPv6が開発されました。

 

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今後のIPアドレス、IPv6(IPバージョン6)

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「IPv6(Internet Protocol Version 6)」は、「IPv4」より多くのコンピューターのアドレスを管理する仕組み(番号体系)です。

 

最大の特徴は、IPアドレスを32ビットから128ビット(2進数の128桁)に拡張したことです。

 

  IPv6では2の128乗(340澗、340兆の1兆倍の1兆倍)という、

  ほぼ無限に近いアドレスが利用できます。

 

IPv6は、パソコンだけでなく情報家電をはじめとしたあらゆる機器にIPアドレスを割り当ててもまだ余裕があると言われています。また、IPv6ではセキュリティ機能の向上も図られています。