【踏み台】とは、知らないうちにコンピュータが乗っ取られ、悪用されること

パソコンやホームページを公開しているコンピュータなどが第三者に乗っ取られ、不正アクセスや迷惑メール配信に悪用されることを、「踏み台にされる」と言います。他人のパソコンなどを踏み台にする行為は、攻撃元を隠すために行われます。

 

ウイルスなどの不正ソフトで、他人のパソコンなどのコンピュータ機器を乗っ取り、その乗っ取ったコンピュータを経由(踏み台に)して、攻撃対象を攻撃します。

 

「パソコンが踏み台にされると、自分がサイバー攻撃の加害者になる」

 

と言われますが、「パソコンが勝手に操作され、自分のパソコンが、企業のコンピュータに不正アクセスしたり、迷惑メールを送ったりするサイバー攻撃が実行され、自分のパソコンが加害者になる」という意味になります。

 

被害者側からは、踏み台のパソコンからの通信記録しか残りません。踏み台となったパソコンやサーバーは、「不正アクセスを行った犯人」という嫌疑がかけられてしまいます。

 

踏み台にされることを防ぐためには、まずはウイルスなどの不正ソフトに感染しないように、以下の対策を実施することが必要です。

 

①セキュリティソフトを最新の状態(ウイルスパターンの更新)で利用する

②パソコン・スマホで使っているソフトを最新版にして不具合を修正する