“PDF”とは インターネットでよく使う 文書データの形式

インターネットで、メーカー、官公庁などのホームページで公開されている文書データの中で、最も多いのが、PDF形式です。

 

日常の生活では、文書といえば、MicrosoftのOfficeなどをつかったワープロ文書、表計算データなどが中心ですが、インターネットで文書データと言えば、このPDF形式のデータです。

 

PDFデータは、無料で公開されている、「Adobe Acrobat Reader」というソフトで見ることができます(ほとんどのパソコンには最初から付属しています)。

 

最近では、様々なソフトウェア・機器の操作説明書も、インターネットのサイトでPDFデータにより提供されるようになりました。

 

PDF形式のデータは、無料配布の「Adobe Acrobat Reader」で見たり印刷したりすることができ、また、Windows・MAC、OSの種類に関係なく、全てのパソコンで利用出来るなど、非常に便利なデータ形式です。

 

また、PDF形式のデータは、データサイズを小さくすることができるので、ワープロ・表計算などのデータを、PDFデータに変換することで、データサイズを小さくし、メールでの添付ファイルなどに役立てることができます。

 

(注)PDFデータの作成方法は、以下を参照下さい。

 インターネット標準のPDFデータを作成するには?

 http://lifesecurityup.blogspot.com/2015/04/pdf.html

 

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PDFとはインターネット標準の文書データ形式

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PDFでは、インターネットで幅広く使われる文書配信のデータ形式です。"Portable Document Format"の略で、「持ち運び自由な文書形式」という意味です。

 

このPDF形式のファイルを表示・印刷するには、アドビシステムズ社が無料で配布している「Adobe Acrobat Reader」というソフトウェアが必要です。殆どのパソコンには、購入したときに付属しています。

 

ただし、「Adobe Acrobat Reader」が古いバージョンのことがあり、セキュリティ上も危険ですので、最新版にすることが必要です。

 

このPDF形式を使うことで、データサイズも小さくすることができ、「Adobe Acrobat Reader」があれば、コンピュータの機種や環境、ソフトウェアが違っていても、データを表示・印刷することができるので、インターネット上での文書の配信等に広く使われています。

 

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PDFデータの特徴

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(1) どのパソコン、スマホでも見ることができる。

データを作成したソフトウェアがなくても、ほとんどのパソコンに搭載されている「Adobe Acrobat Reader」で見ることができます。また、このソフトは、スマホでも無料でインストールできます。

 

(2) データサイズを小さくできる。

PDFデータにすると、元のデータサイズの約1/5~1/10に小さくすることができます。

 

(3) データを保護することができる。

データ読み込み時のパスワードを設定したり、印刷・コピーを禁止したりすることができます。

 

(4) PDFデータは、どのソフトウェアからでも作成できる。

PDF作成ソフトウェアがパソコンに搭載されていれば、どのようなソフトウェアからでもPDFデータが作成できます。

 

(5) 複数のソフトウェアで作成したデータを一つのまとめる(PDFデータ)ことができる。

Excel、Word、パワーポイント等のソフトウェアで作成したデータをPDFデータすれば、それらを結合させ一つのPDFデータにして、連続してデータを見ることができます。

 

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PDFデータを見るために必須のソフトウェア

  「Adobe Acrobat Reader」

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PDFデータを見るためのソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」は、アドビシステムズ社から無償で提供され、誰でも自由に使うことができます。

 

最新版のPDF作成機能を使って作成されたPDFデータの場合は、最新版の「Adobe Acrobat Reader」が必要となりますので、常に最新版にバージョンアップすることが望ましいです。

 

また、ウイルスなどの不正ソフトが「Adobe Acrobat Reader」の不具合(脆弱性、ぜいじゃくせい)を狙ってパソコンに侵入してきますので、その意味でも、最新版に更新し、不具合を直すことが必要です。

 

「Adobe Acrobat Reader」の最新版ダウンロードは以下を参照下さい。

 

 PDFリーダー、PDFビューア | Adobe Acrobat Reader DC

 https://acrobat.adobe.com/jp/ja/products/pdf-reader.html

 

(注)ダウンロード時は、[提供オプション]の✔マークを外して下さい。✔のままだと、無料のMcAfee関係のソフトも同時にインストールされます。