インターネットのサイトはHTMLというホームページ専用の言語で作成されていますが、実は、簡単にコピーできます。
そのため、あたかも本物のサイトのように偽物のサイトを作ることは容易! だから、あーいつものサイトだと簡単に信じてはいけません。
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、地方自治体や公的機関などをかたる偽サイトを確認したとして注意喚起。
公的機関以外では、民間企業の偽サイトも確認。また、民間企業では、メルカリやヤマトホールディングスなどが同様に偽サイトへの注意をよびかけています。また、検索の上位に偽サイトが来ることも報告されており、少々やっかいです。
続出する公的機関の偽サイトに国が注意喚起 「必ずドメインを確認して」 - ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/15/news189.html
なお、「URLリンクから他のWebサイトに行く時は、URLのドメイン名を必ず確認してから」と注意を呼びかけています。
でも、待って下さい!
騙す相手は、巧妙に似たような名前にする場合があり、メールなどのURLのドメイン名(https://・・・)を確認しても、ダマされます!
偽サイト対策、フィッシング詐欺の対策(メールのURLクリックで危険なサイトに誘導)のため、これからは、ブラウザのブックマーク機能を活用したらいいです。
ブラウザで、気に入ったサイトを登録できるのが「ブックマーク」(「お気に入り」とも呼ばれます)。
気に入ったサイト又は、良く参照するサイトを登録します。そして、ブックマークから選ぶだけで、簡単にそのサイトを見ることができます。
なお、ブラウザによって「ブックマーク」といったり、「お気に入り」といったりします。
・Chrome、Firefox・・・・「ブックマーク」
・Microsoft Edge ・・・「お気に入り」
最近は、ホームページにアクセスする際、検索エンジンで検索しますが、実は、検索したら、偽サイトが本物より上位に表示される場合が報告されています。
また、苦労して見つけた貴重なホームページは記録しておきたいです。
こんな時、「お気に入り」は役立ちますね。
さらに、Chrome、Edgeなど最近のブラウザのブックマークは、同期機能があり、アカウントでログインしたら、パソコン、スマホ、どこでも、同じお気に入りが利用できます。
また、ブックマーク機能のメリットは、もう一つあります。
正規の会社からのメールと見せかけ、URLのクリックで不正サイトに誘導するフィッシング詐欺がありますが、URLをクリックせず、必ずブックマークからサイトを利用すれば、これを防ぐことができます。
このように、自分で登録した「ブックマーク」からサイトを選択しアクセスすれば、偽サイトが続出しても、安心して正規のホームページを利用できますね。