Webメールは、Webメール登録時のメインのメールアドレス以外に、エイリアス(別名)という複数のメールアドレスを持つことが可能です。
便利なのは、Yahoo!メールとoutlook.comです。Yahoo!メールの場合はセーフティーアドレスと呼ばれています。
エイリアスのメールアドレスは自由に設定でき、Yahoo!メールの場合は、最大10個まで持つことが可能です。outlook.comも、最大10 個持つことが可能です。
エイリアスを使えば、Webメールの一つのアカウントで、複数のアドレスを持つことができるので、使い分けて活用し、迷惑メールの対策などが可能になります。
例えば、メインのメールアドレスは安心できる安全なWebサービスのみに使い、エイリアスのメールアドレスは、それ以外のWebサービスに使うように使い分けができます。
なお、エイリアスのメールに、迷惑メールが来るようになったとき、いつでもそのメールアドレスを捨てることができます。
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Webメール、メールアドレスを一つだけ使うのは危険
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さまざまなインターネットサービスに、1つのメールアドレスを使っている場合、このメールアドレスが盗まれると、残りのサービスにもサイバー犯罪者がアクセス可能になります。
また、メインで使っているメールアドレスをあちこちで使っていると、迷惑メールやフィッシングメールが来る可能性が高くなりますし、メールアドレスも変更できず、対策が難しくなります。
Webメールで、メインのメールアドレスだけではなく、メールエイリアス(別名)を使うと、このような危険を防ぐことができます。
また、メールアドレスを家族用、友人用、ML用などに使い分けて活用したり、インターネット・サービスを使う場合、いつも使っているサービスと、チョット使ってみようというサービスで、メールアドレスを分けるなど、安全な使い方ができます。
(注)エイリアス 【 alias 】は、”別名”、”通称”などの意味を持つ英単語。
ITの分野では、ファイルなどの実体を、別の名前で参照するためのシンボルといった意味で使われることもあります。”エイリアン”(地球圏外の)と、よく似ていますので注意下さい?
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Yahoo!メールの場合(セーフティーアドレス)
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作成できる新しいエイリアス(セーフティーアドレス)は、無料使用の場合、同時に最大10個、Yahoo! BB会員、セキュリティーパック購入者の場合は最大30個まで設定できます。なお、最大個数を超えなければ、追加や削除の回数は無制限です。
詳しくは下記を参照下さい。
セーフティーアドレスは以下のような文字列で構成されます。
◯◯◯◯◯◯-△△△△△△@yahoo.co.jp
先頭の“◯◯◯◯◯◯”は、”ベースネーム”と呼ばれ、セーフティーアドレスすべてに共通(固定)になりますので、迷惑メール対策のため、簡単に類推される単語は避け、英数字8桁以上にしたほうがいいですね。
◯◯◯◯◯◯ →”ベースネーム” :セーフティーアドレスすべてに共通(固定)、好きな名前を自由に付けられます。
△△△△△△ →”キーワード” :好きな名前を自由に付けられます
手順1:ベースネームを作成
半角のアルファベットから始め、半角4文字以上、31文字以内で作成。
手順2:キーワードを入力
キーワード入力欄にキーワード(セーフティーアドレスのハイフンより後ろの部分)を入力。キーワードは半角1文字以上、32文字以内で作成。
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Outlook.comの場合(メールエイリアス)
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作成できる新しいエイリアスは、1年間に10個まで、全体で最大10 個です。1つのエイリアスを削除すると、全体数からは差し引かれますが、年間の制限数からは差し引かれないので、1年間に10回削除すると利用できなくなります。
outlook.comの場合、メインのアドレスとは全く違うメールアドレスを、エイリアスに設定できるので、とても便利です。
詳しくは下記を参照下さい。
Outlook.com でメール エイリアスを追加または削除する
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Gmailの場合
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Gmailで取得したメールアドレスが username@gmail.com だった場合、username の後に「+」を付けた上で任意の文字列を追加して使用することができます。
「+」の後は任意の文字列をつけることができますので、事実上無制限に別のアドレスを作成できることになります。しかし、Gmailの場合、メールエイリアスのアドレスから、メインのメールアドレスが容易にわかるので、あまりお勧めはしません。
詳しくは下記を参照下さい。