スパイウェアは、知らぬ間にパソコンに入り、パスワード、クレジットカード番号などの個人情報・機密情報を盗み、その情報を外部へ送信する不正ソフトウェアのことです。まさしく、情報を盗み出す"スパイ"です。
スパイウェアは、パソコンの情報を勝手に送信したり、キーボードで入力した文字を盗んだり、勝手にポルノサイトに接続したりするなど、スパイウェアは危険なソフトウェアです。
ウイルス対策と同等にスパイウェア対策が必要です。なお、今のセキュリティソフトは、基本的に、ウイルス対策に加え、スパイウェア対策を持っています。
スパイウェアの怖いところは、ユーザーが知らないうちにパソコンの中に組み込まれ、スパイウェアの存在には気がつかないうちに、個人情報や機密情報をインターネットに流出させることです。
スパイウェア spyware = spy+ware
spy(スパイ) :相手の陣営に入り込み機密情報を探り出すこと。
ware(ウェア):製品、商品という意味。
このスパイウェアは、パソコンに内部に隠れ、以下の様な悪さをします。
①パソコン内の個人情報、クレジットカード番号等の重要情報を外部に送信します
②キーボードの入力を記録してID・パスワード等を盗みます
③勝手にインターネットの最初の画面を有料サイトの入会画面に変えます
④ブラウザーを乗っ取り、ポルノのポップアップ広告を表示させます
⑤どんなHPを見ているのか見張るストーカーのような行為をします
[スパイウエア対策]
①まずは、セキュリティソフトを活用することです。最近のセキュリティソフトは、ウイルス対策、スパイウエア対策など、複数の安全機能を持っています。
参考:【セキュリティソフト】の選び方とお勧めのソフト
https://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/15/144322
②セキュリティソフトが、ウイルス情報を記憶している、ウイルス定義ファイル(ウイルスパターンファイル)を、常に更新して最新版にすることです。
ウイルス定義ファイルを更新しないと、最新のウイルスに対応できません。通常、セキュリティソフト会社は、一日数回更新しています。
なお、通常、セキュリティソフトは、初期値で、ウイルス定義ファイルを自動更新する設定になっています。
③セキュリティソフトの使用期限の確認も重要です。
セキュリティソフトの使用期限が切れたら、ウイルス定義ファイルが更新されず、ソフトの効果が低下しますので、すぐに更新ライセンスを購入して下さい。