サポート終了したWindowsOSを使うのは、何故、危険? Windows 8.1も2023年1月10日に終了

Windowsの基本ソフトOSは以下でサポート終了です。サポート終了後は、セキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなり、ネットに接続するのは大変危険です。

 

①Windows Vista ・・・2017年4月11日に既にサポート終了
②Windows 7   ・・・2020年1月14日に既にサポート終了

③Windows 8.1  ・・・2023年1月10日に終了

 

Windows8.1も使えるのは、2023年の年内までですね。

もし、Windowsのパソコンでネットを使いたければ、サポートが可能なWindowsに切替えましょう。

 

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サポート終了したWindowsOSを使う危険性とは

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サポート終了になると、マイクロソフトよりセキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなり、Windowsの基本ソフトOSや、ブラウザ、Officeソフトの問題点(脆弱性、ぜいじゃくせい)が修正できなくなります。

 

もし、サポート終了したWindowsOSでインターネットを利用すると、パソコンがセキュリティの脅威にさらされる可能性があります。

 

そのため、サポート期間が終わっても、パソコンは使えますが、問題は、ウイルスなどの攻撃を防ぐことができなくなります。少なくとも、サポート終了後は、ネットに接続すると危険です。

 

例えば、2017年、世界各地で被害が出た、ランサムウエア「WannaCry(ワナクライ)」は、全てのファイルを勝手に暗号化し使えなくした上で、もし元の状態に戻したければお金を払えと脅迫する大変危険なウイルスでした。

このランサムウエア「WannaCry」は、2017年3月に修正された”Windowsのセキュリティ更新プログラム (MS17-010)”を悪用しており、サポートが切れたWindows XP、Vistaを使っていると、このランサムウエアに感染する危険がありました。

 

実際に、サポートを終了したWindows XPを搭載したパソコンが多く使われていた英国の国民保健サービス(NHS)では、ランサムウエア「WannaCry」の被害にあいました。

 

このように、Windows関係のソフトの問題点を攻撃するものがあり、中には、セキュリティ対策ソフト(ウイルス対策ソフト)でも防げないものもあります。

 

パソコンのウイルス対策をするためには、以下の2つが基本ですが、サポートが終了したWindowsOSでは、②の対策ができなくなるので、ウイルス対策が不十分(ウイルス対策ができない状況)になります。

 

①セキュリティ対策ソフトを導入し、定義ファイルを定期的に更新する

 

②Windowsなどの基本ソフト(OS)やソフトウェアの更新プログラムを適用し、問題点(脆弱性、ぜいじゃくせい)を修正する。

 

もし、サポート終了したWindowsOSを使うのであれば、インターネットを利用するには、危険なので、ネット接続は避けて下さい。