インターネットには、様々な情報がありますが、これを見つけるのは大変です。
そこで、考えだされたのが、検索エンジンで、欲しい情報のキーワードを入力すると、必要なホームページを簡単に見つけてくれます。
検索エンジンは、世界中のコンピューターのホームページ(Webサイト)の情報を持っており、それらの情報の中から、キーワードに関連するホームページの情報を、検索結果ページに表示します。
それでは、どうやって世界中のホームページの情報を取得しているのかというと、検索エンジン中の「クローラー」というソフトが、常時動いていて、世界中のホームページを巡り、ホームページの情報を取得しています。
検索エンジン、単純な検索以外に、検索期間指定、乗換案内、画像検索、不適切な情報を排除できるなど、様々な機能を持っています。
インターネット活用の基本は検索エンジンを使いこなすことです。
代表的な検索エンジンには、 「Yahoo! JAPAN」(日本で一番人気) 、「Google」(世界で一番人気)があります。
検索エンジンの検索の基本は、”絞り込み検索(AND検索)”です。まずは、これを覚えることが大事です。
検索したい言葉をスペースで区切って並べます!
例) [温泉 九州](言葉の間はスペース)
この場合は、”温泉”と”九州”が含まれるホームページが表示されます
このように、言葉をスペースで区切り検索すると、全ての言葉が含まれるホームページが検索され、より早く必要なホームページが見つけられます。
九州の温泉のランキングを知りたいときは、例①は✕、例②は△、例③が◯
例①:[温泉]で検索すると、たくさんのホームページが検索
例②:[温泉 九州]で検索しても、それでもたくさんのホームページが検索
例③:[温泉 九州 ランキング]で検索すると、見たいホームページが検索!!
このように、検索したい内容に関する言葉を、スペースで区切り、検索すると、欲しい情報を素早く見つけることができます。
検索エンジンの使い方のポイント
検索エンジンでの検索で大事なことは、いかに的確な「検索語」を選択するかです。良い「検索語」を選択すれば、自分が探していたホームページが素早く見つけられます。
(1) 検索対象を明確にする
まずは、自分が何を知りたいのか、物事、問題、人物、事件などの名称をハッキリさせます。
(2) 検索語は具体的にする
一般的だと検索結果が多くなり、逆に、特殊すぎたり長めだと検索結果が減ります。
(3) より早く検索するため、言葉を並べるAND検索を使う
[◯◯◯ △△]のように言葉の間にスペースをいれます。
(4) [○○とは」で検索する
言葉が分からないときは、[○○とは](○○が不明の言葉)と検索語を入れると、その言葉を説明したホームページが容易に見つけられます。
物事の説明があるホームページを探す場合、「○○とは」「○○について」「○○をする方法」などの検索語を使うと、ホームページが容易に見つけられます。
また、パソコンのトラブルやOfficeソフト操作についても、検索語を上手く設定することで、トラブルの解決策を説明したホームページをすぐに見つけことができます。
なお、以前、インターネット検索に関し、興味深い内容が発表されました。
ネット検索には中高年の脳機能を向上させる効果~米大学が研究
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/15/21177.html
読書の最中には、脳の中の言語、読書、記憶、視覚に関係する部位が働いていることが確認でき、ネット検索では、読書と同じ部位が活発に働いたのに加え、前頭部、側頭部、帯状束の部位もまた活発に働いていたそうです。
また、ネット検索の経験者・未経験者で結果に差が見られ、経験者は未経験者に比べて脳の活動が倍増していたとのことです。