パソコン操作 誤って押すとパニックになるキー「Caps Lockキー」「Insキー」

今回は、Windows系のパソコン(パソコンにはMac系もあります)を使っているとき、誤って押されるキーの代表格「Caps Lockキー」「Insキー」について説明します。

 

この「Caps Lockキー」「Insキー」は、誤って押されると、思わぬ事が起きます。

 

■「Caps Lockキー」が誤って押されると、パスワード入力が失敗!

正しいパスワードを入力したのに間違っていますとエラーになったことはありませんか?
これは、英文字が大文字になっているからです。解除方法は、「Shiftキー」を押しながら「CapsLockキー」を押します。

 

■「Insキー」が誤って押されると、既に書かれた文字が上書きされる!

文字を入力したら、アレッ、既にある文字が消えていく! という驚きの経験はありませんか? 
これは文字入力が「上書きモード」になっているからです。解除方法は、もう一度「Insertキー」を押します。

 

以下、この難敵キーについて詳しく紹介しますが、上に紹介した内容で充分です。興味のある方は見て下さい。

 


■ 難敵その1 「CapsLockキー(キャップスロックキー)」

 

これが有効だと、パスワード入力が失敗することがあります。

対策:「CapsLockキー」の解除は、「Shiftキー」を押しながら「CapsLockキー」を押す。

「CapsLockキー」は、押すたびに有効/無効が切り替わる内容ですが、最近のパソコンなどではShiftキーを押しながらCapsLockキーを押すようになっていることが多いです。

 

補足:

「CapsLockキー」とは、「CapsLock」あるいは「Caps」などと書かれたもの。英文字キーを押した時に大文字・小文字のどちらが入力されるかを切り替える働きがあります。

「CapsLockキー」が無効の状態では英文字は小文字、有効の状態では大文字が入力されます。通常は無効ですが、このキー、Aキーの隣りにあり、誤って押してしまうことが多いですね。

 

誤って、「CapsLockキー」を押すと、英文字が大文字になり、パスワード入力時に失敗します。例えば、パスワードが「abc」の場合、「abc」と入力しても「ABC」になり、正確に入力したのに、エラーになります。

 

解除方法は、「Shiftキー」を押しながら「CapsLockキー」を押します。

 


■ 難敵その2 「Insertキー(インサートキー)」

 

通常は、「Insertキー」は無効になっています。でも、間違って「Insertキー」を押してしまうと有効になり、文字入力時に、既にある文字が上書きされます。

 

対策:「Insertキー」を無効にするには、もう一度「Insertキー」を押す。

 

補足:

「Insertキー」とは、キーボード上にある「Insert」「Ins」「挿入」などと書かれたキーで、誤って押しがちです。文字を入力するときに、「挿入モード」と「上書きモード」の切り替えをする機能です。

 

①挿入モード:「Insertキー」が無効の時 *通常はコレ
文字のある場所で入力すると、既にある文字は残ったまま新しく入力できます。

 

②上書きモード:「Insertキー」が有効の時
文字のある場所で入力すると既にある文字が上書きされます。

 

「Insertキー」、通常は無効で挿入モードになっていますが、「Insertキー」を誤って押すと、上書きモードになり、既にある文字が上書きされます。解除方法は、もう一度「Insertキー」を押します。