自宅のWi-Fiを安全に使う方法とは  ~パスワードと暗号化方式

Wi-Fiは電波なので、近くにいれば、誰でも簡単に盗聴ができます。そのため、Wi-Fiにはパスワードを付けて、通信するデータを暗号化する機能を持っています。

 

なお、無線LANルーターには、複数のWi-Fi番号(SSIDと言います)を持っており、Wi-Fi番号(SSID)は、通常、機器本体の底面・背面に貼られたラベルに記載されています。

 

そのため、自宅の無線LANルーターでは、いくつかのWi-Fiを使うことができます。

 

しかし、Wi-Fi番号(SSID)の中にはパスワードが無く、暗号化されない危険なものや、パスワードがあっても、暗号化が弱いものがあるので注意が必要です。

 

■パスワードの無いWi-Fi番号(SSID)は危険!

 

もし、パスワードを入力しないWi-Fiを使った場合、そのWi-Fiは暗号化されておらず、危険だということになります。

パスワードを入力していたら、そのWi-Fiは暗号化されており、盗聴されても安全ということになります。

ただし、パスワードがあり暗号化されていても、弱い暗号化があるので注意!!

 

■パスワードの有るWi-Fi番号(SSID)でも暗号化方式(ネットワーク認証方式)を確認する

 

パスワードを入力する場合にも、安全なものと、危険なものがあります。鍵に、「簡単な鍵」と「複雑な鍵」があるようなものです。

 

実は、SSID(Wi-Fiの番号)には、パスワードに加え、どんなネットワーク認証方式(暗号化方式)を使うかが明記されています。

 

この暗号化方式(ネットワーク認証方式)には、「WEP」、「WPA」、「WPA2」のタイプがあり、弱い暗号と強い暗号があります。

 

×「WEP」 → 古い暗号方式で弱い暗号、すぐに見破られる(簡単な鍵)

△「WPA」 → やや強い暗号(やや複雑な鍵)

〇「WPA2」→ 強い暗号(複雑な鍵)

 

WEPによる暗号は、簡単に見破られるので、使用しないほうが良いです。WEPを利用していたWi-Fiに目を付け、無断で利用されたという事件も発生しています。

 

少なくとも、個人情報を扱うパソコンやスマホは、「WPA2」の暗号化方式のSSIDで接続する必要があります。

 

■スマホ、パソコンで接続している自宅のWi-Fiのセキュリティを確認しよう!

 

スマホ、パソコンで接続している自宅のWi-Fiが、安全なものかどうか確認して下さい。もし、暗号化方式が「WPA2」で無ければ、自宅の無線LANルーターの別なWi-Fi番号(SSID)を使用して下さい。

 

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自宅のWi-Fiの安全性を確認する方法

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■スマホ(Android)の場合

 

スマホ(Android)のWi-Fi設定画面で確認します。

①[設定]の中の[Wi-Fi]をタップして接続可能Wi-Fi一覧を表示

②接続済みのWi-Fi番号をタップ

③[セキュリティ]を確認

→[WPA2]であれば安全

 

*もし、[WPA2]で無ければ、無線LANルーターの“別なWi-Fi番号(SSID)”に接続してみて下さい。

 

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■パソコン(Windows10)の場合

 

パソコン(Windows10)のWi-Fi設定画面で確認します。

①タスクバーの右端(通知領域)のネットワークアイコンを左クリック

②接続済みのWi-Fi番号のプロパティをクリック

③Wi-Fiの詳細が表示されるので、[セキュリティの種類]を確認

→[WPA2]であれば安全

 

*もし、[WPA2]で無ければ、無線LANルーターの“別なWi-Fi番号(SSID)”に接続してみて下さい。

 

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無線LANルーターのWi-Fi番号(SSID)の例

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例えば、以下のSSIDと、パスワード(暗号化キーとも言います)があったとします。(注)下記で暗号化方式を“ネットワーク認証方式”と呼ぶ場合もあります。

 

〇①SSID1= *****-**-a パスワード:○○○○○○ 暗号化方式:WPA2

△②SSID2= *****-**-g パスワード:○○○○○○ 暗号化方式:WPA

×③SSID3= *****-**-g パスワード:○○○○○○ 暗号化方式:WEP

×④SSID4= *****-**-g パスワード:(無し) 暗号化方式:(無し)

  

最も安全なのは①のSSID1で、暗号化方式が「WPA2」のものです。

次に安全なのは、②のSSID2の暗号化タイプが「WPA」のものです。

③のSSID3は暗号化タイプが「WEP」のため、弱い暗号で、危険。

④はパスワード無しなので、当然、危険です。

 

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暗号化方式「WEP」は安心して利用できない!

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2008年の下記の情報によると、WEPの暗号キーは1分以内にも解読できてしまうそうです。これでは安心して使えません。

 

 

 参考情報:2008年07月28日

 記者の眼 - 無線LAN、WEPでは危ないってご存知ですか?:ITpro

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20080722/311280/

 

 

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