インターネット接続の仕組みを知ろう ~高速化、多様化するインターネット接続

私がインターネットを始めたのは、1996年の5月。その当時、インターネット接続の通信速度は、確か”28.8kbps”だったと思います。

 

しかし、今は”数十Mbps”が当たり前で、20年前と比べ通信速度が”k(キロ)bpsからM(メガ)bps”の、1000倍になっています。技術の進歩はすさまじい勢いで進んでいます。

 

昔は、インターネットと言えば、家庭のパソコンで必要な時に回線をつなぎ利用していましたが、今は、パソコンは常時接続、そしてパソコンと同機能を持つスマホでのインターネット活用も増え、24時間インターネットを活用する時代になりましたね。

 

インターネット回線は通信速度が速い光回線(FTTH)を使ったものが主流になり、M(メガ)bpsの1000倍のG(ギガ)bpsの時代に向かっています。

 

そして、モバイルWi-Fiという、”高速モバイル通信”があります。モバイルWi-Fiは、持ち運べる端末1台だけで、場所をえらばず、どこでもパソコン・スマホをWi-Fiでつなぎ、インターネットを活用できるサービスです。

 

また、公衆Wi-Fi(無料Wi-Fi、Wi-Fiスポット)が、コンビニ、空港、駅、ファーストフードなどに設置され、無料でWi-Fiを活用して、町中でインターネットも利用できます。

 

このように、様々なインターネット通信が登場し、スマホ・パソコンを持ち歩き、どこでもインターネットが出来る時代に入ってきました。

 

しかしながら、これらの多様化したインターネット接続方式を理解することは、なかなか至難の業で、これらの内容を正確に伝える自信はありませんが、理解できた範囲で、”インターネットへの接続方法”を図にまとめてみましたので参考にしてください。

 

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 (1) 光回線(FTTH): 光ファイバーを使った高速インターネット通信

 (2) ADSL: 電話回線を使った高速インターネット通信

 (3) プロバイダ(ISP): インターネット接続業者

 (4) LAN(ラン): 家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの

 (5) 有線LAN接続: 複数のパソコンなどを線でつないだもの

 (6) 無線LAN接続: 電波でデータをやり取りし無線で複数のパソコンなどをつないだもの

 (7) モバイルWi-Fi: 持ち運べるモバイルWi-Fiルーターでインターネット通信

 (8) 公衆Wi-Fi: カフェやホテル、街角などからインターネット通信

 

なお、このようにインターネット接続が多様化し、パソコン、スマホでインターネットを活用する時代、便利になった反面、ウイルス、詐欺などの危険な攻撃に会う機会も増えています。

 

せひ、パソコン、スマホの安全性確保のため、セキュリティソフトの活用、ソフトの更新、データのバックアップなどを実施してください。

 

 

インターネットの危険と実施したいセキュリティ対策(安全対策)について、以下にまとめていますので、参考にしてください。

 

セキュリティ対策の基本とは ~パソコンに加え、スマホやタブレットも対策が必要

https://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/10/10/165135

 

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ネットワークとインターネット

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○ネットワーク

パソコン・ゲーム機などのコンピューター機器が結ばれたもの

 

○インターネット

世界中のコンピュータがつながっている”世界最大のネットワーク”

 

○プロバイダ(ISP、インターネットサービスプロバイダ)

インターネット接続業者。ADSL、FTTHなどを通じて、家庭のコンピュータをインターネットに接続する。

 

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家庭でのインターネット接続

①FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV

②モバイルWi-Fi

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○ブロードバンド

ブロードバンドは、FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV(ケーブルテレビ)のような数Mbps以上の高速通信方式がブロードバンドと呼ばれます。

 

ブロードバンドは直訳すると「広帯域」を意味しますが、一般的には「インターネットの高速通信」という意味で用いられています。

 

(注)今は、全ての通信が数Mbps以上になったので、“ブロードバンド”という言葉は死語になりました。

 

○光回線(FTTH)

透明な繊維(光ファイバー)を使って光で信号を送る方式。従来の電話線に比べて、大量の信号を高速で送ることができます。

 

○ADSL(非対称デジタル加入者伝送方式)

従来のアナログ電話回線を利用してインターネットに高速に接続する方式。既存の電話回線を使えるので、コストが安いというメリットがある反面、電話局からの距離が離れると通信速度が落ちるというデメリットがあります。

 

○CATV(ケーブルテレビ)

ケーブル会社の回線を通じてインターネットに接続する方式。通信速度、接続料金などのサービス内容は、各地のケーブルテレビ会社により様々です。

 

〇モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi、WiMAX)

モバイルWi-Fiのサービスに契約しモバイルWi-Fiルーターを購入するだけで、簡単にWi-Fi環境が構築できます。

 

光回線、ADSL、CATVは回線契約・プロバイダー契約が必要で、ルーターを購入し、Wi-Fi環境を自分で構築しないといけません。手続きが面倒ですが、「データ通信量の制限」や「速度制限」が無く、月額固定で、無制限にインターネットが利用できます。また、安定性や速度はやっぱり固定回線が有利です。

 

一方、モバイルWi-Fiは、サービスに契約しモバイルWi-Fiルーターを購入するだけで、簡単にWi-Fi環境が構築できます。手続きは簡単ですが、「データ通信量の制限」や「速度制限」があるので、複数人で使うには、少し無理があります。

 

家族数人でインターネットを使う場合は「光回線、ADSL、CATV」、自分一人で自宅・外出時に使う場合は、「モバイルWi-Fi」というのが基本になると思います。

 

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LAN(ラン):

家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの

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○LAN(ラン:Local Area Network)

家庭内や建物内の狭い範囲で、パソコン・ゲーム機などの電子機器を結びつけたもの(狭いネットワーク)。

 

○無線LAN

電波でデータをやり取りし、無線で複数のパソコンなどをつなぐLAN。

 

無線LANは電波を利用するという性質上、機器に適切な情報セキュリティ設定を行わないままで使用すると、盗聴、情報の改ざん、踏み台にされるなどの被害を受ける可能性があるので注意が必要です。

 

○Wi-Fi(ワイファイ)

無線LANの一つで、一定の無線規格を満足したパソコン・携帯電話・ゲーム機などをつなげる無線LAN方式。つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明です。

 

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高速移動しながらどこでも高速インターネット通信

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モバイルWi-Fiの中に、モバイルWiMAXも含めるのが一般的ですが、違いを明確にするため、あえて、別々に説明します。

 

○モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ)

携帯各社が提供する、人口カバー率99%以上を誇り、電波がより遠くまで届くLTEや4Gなどのネットワーク回線を使用した高速データ通信。

 

○モバイルWiMAX(モバイル ワイマックス)

移動中でもブロードバンド並みの速度と料金でデータ通信できる方式。無線LANが室内で約100mまでの利用範囲に対し、WiMAXの利用範囲は約10km。

 

○公衆Wi-Fi(無料Wi-Fi、Wi-Fiスポット)

 

無線LAN機能を持つパソコンや携帯情報端末を使って、カフェやホテル、街角などからインターネットに接続する方式。ホットスポット、フリースポットとも呼ばれます。

 

公衆Wi-Fiサービスには無料のものと有料のものがありますが、無料サービスの場合、暗号化していないところも多いので、個人情報の扱いには注意が必要。

 

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スマホをインターネットに接続する方法

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通常は、光回線などの回線をつないで、プロバイダーに契約して、インターネットを使うのですが、スマホで使う場合、以下のようになっています。

 

[方法1]携帯会社の回線利用

①スマホの携帯会社の回線(4G/LTE)を使って通信

②プロバイダーの役目は、携帯会社が実施

③スマホで携帯会社の回線(4G/LTE)に接続してネット活用

 

通常は、この方法で、スマホでインターネットを利用しますが、これだと、スマホで使えるデータ制限(*GB)があるので、最近は、別な方法、Wi-Fiという無線方式を利用する人も多いです。例えば、以下の方法です。

 

[方法2]自宅の無線LAN(Wi-Fi)活用

①自宅にネット回線をひいて、プロバイダーを契約

②無線LANルーターを設置してWi-Fi環境を構築

③スマホをWi-Fiに接続してネット活用

 

[方法3]公衆Wi-Fi活用

①駅やコンビニに無料で使える無線LAN環境(Wi-Fi)が設置される

②スマホを、この公衆Wi-Fiに接続してネット活用

*なお、公衆Wi-Fi、無料ですが、暗号化していないところも多いので、個人情報の扱いには注意が必要です。

 

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≪補足≫ Wi-Fi(ワイファイ)とは

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LAN(ラン)は、一般的には企業オフィスや家庭内などで利用される、狭い範囲のコンピュータ接続ネットワークを指します。そして、それを無線で実現するのが無線LANです。

 

無線LAN、一般的にはIEEE 802.11シリーズという規格が利用されます。

 

このIEEE 802.11シリーズは、始めのうちは規格が曖昧で異なる製品間での相互接続がうまくいかなかったりしたりしました。

 

「これで無線LANができます!」と言われて買ったのにモノによっては接続できないなんてことでは消費者にソッポ向かれてしまって非常に困ると考えたメーカー各社が「じゃ、キチンとテストするようにしようよ」ということで設立されたのが“WECA(ウェカ)”という業界団体です。

 

このWECAがいろいろがんばって認証プログラムを作り、そのプログラムを通過できた製品に対して使われるブランド名として“Wi-Fi(ワイファイ)”を定義したのです。この定義にあわせてWECAは団体名を“Wi-Fiアライアンス”に変更しました。

 

つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明なのです。

 

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