Wi-Fiでインターネットをつかっていると、ついつい、”Wi-Fi=インターネット”と考えがちです。
でも、Wi-Fiは家庭内・職場内などの狭い範囲の通信で、インターネットは全世界のコンピューターをつなぐ通信で、別物です。
Wi-Fiは、家庭内・職場内のネットワークで、狭い範囲のコンピューター機器、パソコン、スマホ、プリンターなどを接続する通信(規格)、ネットワークです。
インターネットは全世界のコンピュータをつないでいるネットワークです。IPアドレスというのがあり、コンピューターそれぞれにこれが割り当てられて通信ができます。
なお、Wi-Fiとインターネットをつなぐ役目をするのが”無線LANルーター”になります。
ルーターはネットワーク通しをつなぐ役目をする機器で、Wi-Fiとインターネットのネットワークをつないでいます。
Wi-Fi、無線LANルーター、インターネットの関係は以下の図になります。
Wi-Fiは家庭内のネットワーク、
インターネットは世界とつながっているネットワーク、
そして、その二つをつないでいるのが無線LANルーターになります。
実は、Wi-Fiというのは、LAN(ラン)つまり狭い範囲のネットワークの標準規格です。
「Wi-Fi」にはいくつもの規格があります。
「11n」が「Wi-Fi 4」 最大通信速度 600Mbps
「11ac」が「Wi-Fi 5」 最大通信速度 6.9Gbps
「11ax」が「Wi-Fi 6」 最大通信速度 9.6Gbps
「11n」より10倍速いのが「11ac」。「11ac」より早い「11ax」これが「Wi-Fi 6」
この拡張版が「Wi-Fi 6E」となります。ややこしいですね。